教育現場における心理的支援
「勉強しなさい」
と言われると…
「今やろうと思ったのに💦」
「トレーニングしたほうがいいよ」
と言われると…
「そう言われるとやる気がなくなる💦」
反抗期でしょうか?
いいえ。
誰でも👍
これは、「心理的リアクタンス」と言われる現象です😊
もしかしたら、「自己防衛」も働いているのかもしれません😅
自分以外に気にしていることを言われると、それは正しくて、自分に必要だと思うことであっても、否定的に反発してしまいます💦
また、似たような現象に「カリギュラ効果」というものもあります👍
「この箱を決して空けてはいけませんよ」
と言われると、気にならなかった箱の中がどうしても気になるという現象🎁
簡単にいうと「ダメ」と言われると気になっちゃうっていう現象です😅
勉強が捗らなくって💦と悩んでいる生徒に私は、この効果と現象をよく活用します🗒
「勉強ができないなら…いっそのこと、勉強をしないってのはどうですか」
と尋ねると…
「テストが近いのにそんなことできるわけないです」
と言われるので、、、
「じゃあ、勉強していいのは1時間だけ‼️これ以上は譲れないな〜」
というと
「わかりました」
といって心配そうに返事をします😎
しかしながら、生徒の眼はギラギラしています😅
「1時間」という短い時間の中で、どうやりくりしていくのか⁉️
その後の話でもそのことに神経をはり、まるで今日の夜にでも遊園地に行くかの如くで、計画を立てていきます🏃♂️
発達症傾向の生徒は計画を練ることを得意としていないのですが、やらなくてはいけないことを尋ねていくと自然と頭の中が整理されるらしく、キレイに計画を立てていきます✨
しばらくする…
「1時間」ではどうしようもなく、足りなくなってくるので、私に時間の延長をお願いにきます⏰(もともとそのようにルールをしていたからです😅決して、ルールを勝手に破ったら罰をということはありません💦)
じゃあ…2時間に‼️なんてことはせずに、時間延長を「ダメ」といっていきます👍
そうすると、生徒自身に勉強時間を増やしたい‼️という欲求がどんどん強くなってきます⏳
ここら辺のタイミングは、とても難しくなってくるのですが…
ちょうどよきタイミングにて、最初に悩んでいた「捗らない自分」と今の自分を対比してもらいます👍
この瞬間が、生徒の大きく大きく成長する瞬間でもあるので、一緒に体感できる時間をいただけて喜びを感じる瞬間でもあります😭✨
これも一つの「心理と教育」のつながりを感じる出来事です✨
学校は学問だけを教える場ではなく、道徳心や倫理観なども学ぶ場だと思っております。
いい成績を!いい高校を!ではなく、よき人生を歩んでもらいたいです‼️
そのよき人生のために、今をどう頑張るか⁉️
学問だけでなく、「自分」を知るためにより多くのことを学んでもらいたいと思っています😊✨
今回の生徒に関しては、「以前の自分より成長している」と実感することができ、自分の自信につながったとのことでした❤️🔥
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