自信喪失の海に溺れさせないで!
もうすぐ卒業式です。
関わりのある子どもたちには、少しずつプロからのエールが届き、「心の筋トレ」の成果もあって自分自身の強みが出てきています。
「2年前はこんなことを言っていたね〜」
そんな振り返りをすると…
「私ってそんなこと言ってたんですもんね」
「僕は何でそんなこと言っていたのでしょう」
同じ出来事でも捉え方が変わってきている子どもたち。
大きく、大きく育った子どもたちの姿を見て嬉しくなります。
自信を喪失している子どもたちは、回復するのにかなりの時間がかかります。
なんで自信を喪失するのか!?
…
苦手なことを注意され続け、注意されないように克服しようとします。
苦手なことを克服しようとすればするほど、楽しくない時間を過ごし、時間と比例していかない結果に自信はますます喪失していきます。
それはまさに
「自信喪失の海」
です。
溺れてしまったら、その後の対応は緊急処置が必要です。
実際の海に溺れた場合は人工呼吸や心肺蘇生といった具合。
しかし「自信喪失の海」には、なかなか気づくことができません。
気づいたとしても、人工呼吸や心肺蘇生の応急処置が特に用意されている訳ではありません。
自分の「できない」原因を調べてみたり、疑心暗鬼になってしまったり…
原因がわからなければモヤモヤし…
病名が付けばついたで、「病気」という感覚だけが自分を支配し…
自分を見失います。
溺れないために、
助けを求められる力を。
溺れないために、
自力で這い上がれる力を。
だから「心の筋トレ」は大事なんだと思います。
プロの方々の声は大きな力です‼️
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