プロ100人へのインタビュー裏話①
有り難いことにインタビューをさせて頂いたプロの方は68名。
インタビュー予定の方も含めると、71名。
本当に有り難いです。
受けて下さった方々もいれば、もちろん断わる方々も。
断られた件数は、実現した件数に比べるとはるかに上回ります。
「もしもし。
私は愛知県で教員をしております…」
電話で依頼をしている私たち。
自己紹介が始まった瞬間に、
詐欺師からの電話ではないか!?と疑うような雰囲気になっていきます。
「メダカのプロ」の方はお話をするまでずっと詐欺師なのだろうと思っていらっしゃって…
奥様とケンカにまで発展したとか。
本当に申し訳なかったです。
当時はまだまだインタビューをさせて頂いていた方も少なかったですし、ホームページを作成して月日は経っていなかったので、疑う気持ちもよくわかります。
その時に初めて
「私たちは怪しい存在なんだ」
と認識しました。
それからは、ちゃんと細かく身分を明かしてお願いするようになっていきました。
どう思われているのか!?
どう伝えるか!?
よ〜く考えます。
筋トレ部員のOさんがアポイントメントを担当しています。
私ができないからです。
最初の頃はやっていたのですが…断られた時のショックが大きくて、大きくて。
「子どもたちのために!」
と思い別の所へ勇気を振り絞るのですが、撃沈。
3件連続で断られると、なかなかの疲労度。
営業のお仕事をされている方々はすごいなぁと実感いたしました。
断られ撃沈している私。
ふと横を見ると…
涼しそうな顔をしているOさんの姿が。
普段、ゆっくりでスローなOさん。
「早く!」
と何度も言ってきましたが、今日は自分の無力さに気づいてしまったので、Oさんのゆっくりさが大切なのかと感じていました。
あの涼しげな顔は、絶対にアポイントメントを取れた顔です。
恐る恐る尋ねます。
「どうだった?…」
「…」
「全然ダメだったよ。」
笑顔で話すOさん。
この人のメンタルに驚かされます。
強靱なのか!?…鈍感なのか!?
それ以来、アポイントメントはOさんが担当することに。
しかし!
そんなOさんをも冷や汗と動揺を隠せない事件が。
いつものようにアポイントメントの電話を。
今回はいつもとちょっと違う方へ。
ある国の大使館です。
「もしもし、私愛知県で〜」
「◯×※△%#〜」
「心の筋トレ部というものをやらさせて頂いていまして…」
「◯×※△%#〜」
「わ、た、し、は、あ、い、ち、け、ん、で」
「◯×※△%#〜」
「え〜、エール、欲しい」
「にほんご、わかりません」
私は相手が母国語で話している状態であっても、日本語で話し続けるOさんのメンタルに動揺を隠せなかったのですが…
最後の「日本語分かりません」と言われてからOさんは頭が真っ白に。
体感では30分ほど…実際には30秒ほどでしょうか、沈黙が続いたそうです。
「また改めてかけさせて頂きます」
それが精一杯の言葉でした。
大使館の方、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
その後、まだ大使館へはお電話をしてはいません。
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