100人のプロの二人目からのエール‼️
二人目のプロフェッショナルな方は鍼灸師のA先生。
A先生との出会いは私のギックリ腰でした。それからのお付き合いで、今年で4年目になります。
先生は私自身が気づいていない身体の違和感をも気づき、整えてくださる「身体のプロ」です。先生のファンは多く、予約も1ヶ月先までいっぱい。
施術中には気さくにお話をしてくださり、私の相談も親身に聞いてくださいます。
先生は本当に「心から優しい」という人です。
これ以上の言葉が見つかれば、その言葉を採用したい!と思うくらいに、裏表のない純粋で優しい方です。
今回は、そんな「身体のプロ」にお話を伺うことが叶いました。
◯子どもの頃の夢
「お菓子屋さんか動物病院の看護師だったかなぁ」
先生は食通なので、お菓子屋さんと言うのは「なるほど〜」という気持ちだったし、動物病院の看護師さんも動物好きなので、「安心してお願いできそう」と言う印象でした。
先生は看護師に関しては、かなり本気で考えてたらしく、資料も色々と取り寄せていたみたいです。
ではなぜ看護師にならなかったのか!?
それは、
「動物の苦しむ姿を見たくなかったから」
…
それも納得です。
◯今の仕事に就いたきっかけ
「私は遅咲きです」
以前に先生と仕事についてお話していた時に仰っていた言葉です。私は昔から鍼灸師のお仕事をされていると思っていたのですが、そうではなかったみたいで…。
本気で動物病院の看護師を志してはいましたが、その選択をやめた後は様々な職種を経験されたそうです。機械の組み立てなどの説明を聞いても「あれね〜」とはなりづらい専門的なお仕事や、百貨店や警備員などイメージが湧きやすいお仕事まで、とにかく「やってみたい!」と思ったことは挑戦したみたいです。
その中で、「まぁ、、、いっか」と言う妥協は、決してしていませんでした。
常に先生の中心にあったのは
「喜んでもらいたい」
でした。
そんな中、色々なお仕事を経験されてきて、ふと思い起こしたのがご家族への肩揉みの光景でした。
何気ない日常の中に、「喜び」のヒントを見つけたのです。
ヒントから、人へのリラクゼーションを始めました。
施術の際は、会話をしながらの方がよりお客様に効果的なのですが、先生は人とのコミュニケーションが「大の苦手」だったそうです。
「みんなの喜びのために」と、その苦手も克服されて、今があります。
しかし、経験を重ねていくうちにリラクゼーションに限界を感じていきます。
リラクゼーションでは「治療」を施せないと言う限界です。
治療をするには、免許が必要でした。目の前のお客様には、こうしてあげたら絶対効果的!と分かっていても、免許の関係で施術ができない。
「より多くの人に喜んでもらいたい」
そんな思いから決心し、国家資格へと挑戦していきます。
その国家試験を調べたことがありますが、「治療」となると、それはそれは難しいものでした。
リラクゼーションを7〜8年やられていて、そのままでも問題はなかったと思いますが、先生の中心にある「喜んでもらいたい」という心がそれを許さなかったのかもしれません。
免許取得後の今もなお、患者さんのために向上心を抱きながら、スキルアップのために勉強されています。
◯今、自由に選べるとしたら何の仕事をしてみたいか
・東京へ挑戦!
・町長!
・自分が経験をしてないもので興味が湧きそうなもの!
この質問に対しても、A先生の向上心が見えてきます。
東京には様々な技術を持った方が多くいるそうです。さすが日本の首都。
「そこで、自分がどこまで挑戦できるか!?試してみたいですね〜」
今にでも挑戦するのではないかと思えるくらいのエネルギーで施術しながら教えてくれました。
町長というのも、「みんなの笑顔のため」です。みんなのためになることをしていきたいと言う意味でした。
「自分のためだけでは力が出ない」
それを口実にする人はちらほらといますが、A先生は本気でそれを思い、実践しています。
◯落ち込んだ時、どう乗り切るか
「話す」
言葉にすると簡単ですが、それを実践することはなかなか難しいことだと思います。話を聞いてもらうということは私もします。が、先生の「話す」は、
「落ち込む原因となった人と直接話す」
というものでした。全ての人間関係においてそのようにしているみたいです。
上司であっても、友人であっても…
「我慢ができないんです」と言ってましたが、自分が正しいと思ったことを貫いているのだから、我慢する必要はないのかも知れません。
同時に話をしていて、自分が間違えてたと気づけたのなら、それも学びがあったいい機会となるわけです。
先生は、「みんなのために」とただ偏ってしまうのでなく、
自分とはどんな性格なのか!?
自分は今何を思っているのか!?
そういうことをしっかり理解されているから、堂々とされているのだと思います。
自分自身と向き合っている人の心は、「強い」です。
◯発達個性を持った子どもへのエール
「自分だけじゃない。気持ちいいこと、気持ちの悪きこと、嬉しいこと、悲しいこと、こういう感情はみんな同じ。だから…あきらめないで。」
「あきらめないで」という想いは、この活字では伝えきれません。
先生の心こもった優しい雰囲気をまとった、あったか〜い言葉でした。
◯インタビューをして
心の筋トレ部の発足当時から色々とお世話になっておりました。
筋トレ部の理念をお伝えすると、「素敵な取り組みですね」と言ってくださり、チラシをお渡しすると、毎回丁寧に受け取ってくださり、掲示までしてくださいます。
今回、イタンビューさせて欲しいとお願いしたら「私でいいんですか」とおっしゃったので、「是非!」とお願いしました。
快く受け入れてくださり、今回のインタビューが叶いました。
本当に、いつも有り難うございます。
先生はご自分のことを好きではないと言ってましたが、好きじゃないから「誤魔化そう」とか、「誰かみたいになろう」とかをしていません。
「好きじゃない自分もまた自分だ」と自分を受け入れ、うまく自分と付き合っているように感じました。
「いい自分」も「嫌な自分」も全て「自分」です。
「嫌な自分」にどう対処するか!?ちょっと自分を客観的にみてみると、案外簡単にできる方法があるかも知れません。
ぜひ!
自分を大切に。過ごしてくださいねぇ。
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